Let there be radio!

笑いの神は言った。「深夜ラジオあれ。」と。

アルコ&ピースANNという伝説

久しぶりに更新します。

アルコ&ピースのANNについて書きたいと思います。

この番組は2013年4月から2016年3月のまでの3年間続いた番組で、2部→1部→2部と長いオールナイトの歴史で初の「降格」が見られた番組です。降格後は民放単独首位を連続獲得するという愛された無双ラジオでした。

なぜこれほど愛されたのか…その魅力は何なのか…僭越ながら自分なりに書きたいと思います。

 

 リスナー巻き込みコントラジオ

まず、このラジオの構成は異端の一言に尽きるでしょう。

だいたいの深夜ラジオは、トーク、コーナー、テーマメールで構成されると思いますがこのラジオは毎回コント仕立てになっていてそのコントに乗っかったメールが募集される点が特徴です。

そしてそのコントも普通のものではなく、アメリカ映画に乗っかったり、よくわからないカオスな悪ノリコントでリスナー参加型でその世界に入り込んで行く…というものです。

このクセが強いノリについていけるかどうか、好きかどうかがこのラジオを好きになるかならないかの分水嶺だと思います。

 職人とリスナー

そしてこの独特の世界観を作っているのがハガキ職人とリスナーです。常連のハガキ職人の中には後に放送作家になっている人(トゥルーマン翔さんなど)もいるほど実力派が揃い、彼らが生み出したノリ、ネタに他のリスナーが乗っかる一体感が魅力の一つ。

また、コーナー(とくに「家族」)にはサイコなメールが来ることがありこれもアルピーANNの世界観を強烈に支えている。

 伏線回収

 このラジオの面白い回は大別してニ種類あると思います。一つはこの伏線回収系。オープニングトークで話していたしょうもない内容が後々コントの鍵や解決策になる…というものです。自分の中では「お侍ちゃん回」が最強だと思いますので、興味のある方はぜひ。

 カオス

もう1つはカオス系統。わけの分からない世界観作り上げ突っ走る…という感じです。トップは「ジーパン飯」、次点で「お茶会」です。 「リアル全米オープン」も好きだ。

また、「アーティストの乱」シリーズはこの系統の最たるものでしょうが僕はあまり好きではないです…ついていけない…

他にも

ほかだと「ストーンズ対クラプトン」「平甲子園」「読モ(後半)」「ラジオ24」あたりも好きです。

 平子と酒井

最初聞き始めたときは「平子→有能」「酒井→面白くない」と感じていましたが、回を追うごとに平子の無能さと酒井の成長が見られ逆転していたと思います。実際、仕切り回の数もこれに符合しています。平子に「コントゴーレム」という名前をつけた小宮、「カセットテープ芸人」と罵ったリスナー、ホントに的確だと思います。でも、平子の「おかしいって」は好きです。

 

それでは皆さん、今度の投稿も何卒。

 

関連記事

2018/8/25 追記

TBSラジオのアルピーd.c.gが100回放送したの記念して、自分なりに印象に残っている話をいくつか振り返ってみました!ぜひ読んでみてください!

 

radiogowgow.hatenablog.com